pappoのブログ

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人を育て、自分を育てる

人は何故か、自分と向き合うことが苦手だ。おそらく自分を否定しているからだと思う。しかし、人を育てていると否応なしに自分と向き合わざるを得なくなる。そして、ありのままの自分を受け入れることによって、自分自身が成長していくことになる。

買い物するユーザは技術力を買う。買い物される人も技術が売りだ。ここでビジネスは成立してしまう。ところが、買い物する人もされる人も”人間力”が育っていないのですぐにトラブルになる。そしてまた、買い換える。何度買い換えても同じこと。”人間力”の側面がお互いに育っていないのだから。

ちなみに”人間力”は育っていないが技術力は高い、という人は困ったことにプライドも高い。しかし、この手の技術者は、実はあまり役に立たないのだ。役に立たなくてプライドが高い、将来が心配だ。

あらためて言いたい、ユーザも技術者も人間なのだ。この当たり前のことをわざわざ大きな声を上げて言わないといけない時代だと思う。
そもそも仕事は人のため、社会のために行うものだ。人の成長無くして良い社会は生まれない。このシンプルな原点に立ち返ることが、人と社会の未来を創っていく。